電気制御システムコース どんな未来システムを創りたいですか?

工学部の一つの強みは高い就職率でしょう.工学系全体の就職率はこの10年間で平均98.5%です.本コースの就職率も同様にほぼ100%です.多くの学生は卒業後,システム情報科学専攻に進学します.


就職

本コース・専攻の卒業生は,産業界の幅広い領域で製品の研究開発やシステムの設計・運用などを行う技術者・研究者として活躍しています.就職先は,日立や三菱電機などの電機・家電メーカ,北海道電力や東京電力などの電力業界,NTTやKDDIなどの情報通信,トヨタ自動車やデンソーなどの自動車産業,清水建設や三菱重工などの建設・重工,キャノンやニコンなどの精密機器,大学教員や国の研究所,公務員などあらゆる分野に及びます.求人は景気の動向に左右されず安定しています.

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進学

本コースでは約8割の卒業生が本専攻:システム情報科学専攻に進学します.大学院では,講義の履修は減り,研究活動が中心となります.大学院入試では,成績優秀者への筆頭試験免除制度(定員の1~2割程度)があります.本コースでは,大学院入試の過去問5年分を専攻ホームページに独自に掲載しています.

大学院入試情報の詳細はこちら 過去の大学院入試問題(修士課程)

卒業生からのメッセージ

堂前 幸康 さん(三菱電機先端技術総合研究所)
2004年システム工学科卒業,2006年 システム情報科学専攻 修士課程修了

私は画像処理の研究開発に携わっており,産業用ロボット向けのビジョンセンサを開発しています.ロボットが未知の物体を操作するためには,物体の形状や姿勢を認識しなくてはなりません.これを3次元センサを使って実現します.従来の3次元センサは,物体の姿勢を正確に認識することは得意でしたが,それだけでは物体を操作できないことがありました.我々の研究開発チームは,ゼロベースで物体を操作するという問題に立ち返り,シンプルで汎用的な物体操作方法を開発しました.この方法は,ロボットの物体操作に有効であることがわかり,2013年には製品化しました.

本開発の成果は,ロボットで最も著名な国際会議(ICRA)にて,この問題に関するセッションチェアを任されるまでに,学術的にも評価されました.さらに,1年で最も革新的な製品を選ぶ米国R&D100Awardsを受賞しました.こういった成果に繋がったのは,問題の本質をじっくり考えることや,色々な人とゼロベースで議論することであり,大学で得た経験や知識がそれを大きく支えています.将来の大きな成果を夢見ながら大学での学びを楽しみ,その夢を実際に実現してください.大学では,そのための大きな力をつけられます.